覚え書きB
和歌山加太・オジバ商店さんでの個展「太陽系の最果てにあるという雲」が本日無事に終了致しました。あっというまの3日間でしたが、開催地の和歌山県や僕の地元・大阪からはもとより、もっと遠くから2時間も3時間もかけて電車や車でお越しいただいた方、いちばん遠くはイタリアのベネチアから足を運んで下さったお客様もあり、たいへん沢山の皆様にご覧いただくことができました。
この作品はご存じのとおり、昨年5月・大阪と今年4月・東京での発表を経て、今回和歌山へ巡回したものです。
しかし30年間に渡り閉ざされたままだった古民家の中に、過去・現在・未来という時間の流れとの対話をテーマにしたこの作品を展示することによって、ついに1つの完成に至ったと考えます。
この展示のお声がけをいただいた井上さん、オジバ商店オーナーの井田さんとスタッフの皆様、建物内の片づけをお手伝いいただいた皆様、まことにありがとうございました!最後にサンキューカードに書いた文面で締めくくりたいと思います。
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写真から何かを創りだすことは、宇宙を調べることに似ていると思うのです。あるのかないのか分かりもしない星へ向けて何百年も飛び続ける探査機のように、この数十枚の写真もまた遠い時間の先へ辿り着く時がくるかもしれません。
はるか昔に死んだ星の光がまだ地球に届いて輝き続けるように、僕の問いかけが未来の誰かに届くのだとしたら・・・僕はその答えを聞くことはできないけれど、確かにそこで対話は始まるのです。
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この作品はご存じのとおり、昨年5月・大阪と今年4月・東京での発表を経て、今回和歌山へ巡回したものです。
しかし30年間に渡り閉ざされたままだった古民家の中に、過去・現在・未来という時間の流れとの対話をテーマにしたこの作品を展示することによって、ついに1つの完成に至ったと考えます。
この展示のお声がけをいただいた井上さん、オジバ商店オーナーの井田さんとスタッフの皆様、建物内の片づけをお手伝いいただいた皆様、まことにありがとうございました!最後にサンキューカードに書いた文面で締めくくりたいと思います。
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写真から何かを創りだすことは、宇宙を調べることに似ていると思うのです。あるのかないのか分かりもしない星へ向けて何百年も飛び続ける探査機のように、この数十枚の写真もまた遠い時間の先へ辿り着く時がくるかもしれません。
はるか昔に死んだ星の光がまだ地球に届いて輝き続けるように、僕の問いかけが未来の誰かに届くのだとしたら・・・僕はその答えを聞くことはできないけれど、確かにそこで対話は始まるのです。
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