覚え書き | うわごと

うわごと

写真映像作家。大阪でギャラリーを運営しています。備忘録、自己の統計とするために、過去にWeb媒体に書き込んだ自分の発言をランダムに寄せ集めて掲載しています。ALL主語なし。
写真映像作家。大阪でギャラリーを運営しています。備忘録、自己の統計とするために、過去にWeb媒体に書き込んだ自分の発言をランダムに寄せ集めて掲載しています。ALL主語なし。

覚え書き

期待するからガッカリするんだとお釈迦様は言う。

僕の母親は詩人だった。いまの僕の創作に多少の影響を与えている人だ。なにか似ている。そしてカオは激似。

節子、本物のマカロンやー!(火垂るの墓より)

挑発ではない。仕掛けていく感じ。

「撮ること」は写真表現のほんの一部分の要素にすぎない。「撮ること」なんていういちばんカンタンな作業だけで作品が出来るなら、誰も苦労はしない。

20代のころ、夜な夜な心斎橋のアーケードに座り込み、自分が撮った写真をハガキに印刷して1枚100円で売っていた。ほんの2、3時間で目の前を数千人が通り過ぎる。僕とは何の関係もない100人ぐらいが足を止め、見ず知らずの5人ぐらいが買っていく。

写真とか展示とか表現のこととか、身を削るような思いのめんどくさいことからスッカリ足を洗って穏やかに暮らしてみたいと思うけど、もしそれをやめたら、僕なんて人間のカタチをしたゴミみたいなもんだ。

飲食店での写真展示って言うのはいろいろ勉強になる。まず、写真というモノの弱さが判る。そして自分になんの興味も無い人を振り向かせるだけのチカラが自分の作るモノに宿っているかどうかも知ることが出来る。もしそれが怖かったら、、、友達をファミレスに呼んで自慢のアルバムを見せればいい。

表現に関わること以外で、僕になにか取り柄があるのかい??僕は誰かの子供であり、そして誰かの夫であるぐらいの事実しか思い浮かばない・・・それだけで充分なのかな。

ケツだけなら摩耶仙人といい勝負ができるかもしれん。だが俺に腹筋は、ない。

答えのなくなったクロスワードパズルみたいな感じ。

ニュースといっても、誰かが書いてる以上、バイアスはかかってしまう。

マッサージチェアの肩揉みするとこに頭を挟んでみるとなかなか心地よい震動が。

ちょっと先といまの間が恐ろしく退屈なんだよ。

ついこの間まで血を吐く思いで選び続けてやっと決めた写真たちなのに、一ヶ月ほどたって見返せば、もう自分が変わっている。

スケジュールの埋まり方と場所の在り方と経営は噛み合わない事柄同士。アビィが終わるときにする展示はずっと前から、コレ!って決めてる内容のがあって、その募集をせずに済んだらいいね。

「わからない」コトがあるからヒトは強くなれるのだと思うし、「わからない」コトと出会ったがために、諦めたりもできるのでしょう。

パッと見で、ちょっと似た雰囲気の作品をつくる人たちがいる。それを混ぜて見せることによって、両者の決定的な違いが判るのか、それともさらに見分けがつかなくなってしまうのか。それには、合わせるように作るのか、すれ違う部分があるように選ぶのか、そういうことも影響してくるのだろう。

Macの無線マウスをうっかり前後反対に持つと、しばらく悩むよね。

僕の場合、なんの展示に使うつもりなのかも判らないままに写真をレタッチしているのが、趣味の世界ということになります。

雑煮ができたのに正月の箸がない。

2012.1
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